ID 4862
登録日 2007年 10月 1日
タイトル
仙台のケヤキ、青葉山に移植へ 町内会など実行委結成
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/10/20071003t13026.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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仙台市が進める地下鉄東西線(2015年度開業予定)建設に伴う青葉通(青葉区)のケヤキ撤去問題で、「一番町駅」「西公園駅」周辺の町内会と商店街組合が2日までに、東北大の協力を得て、伐採が予定さ
れているケヤキの譲渡を市に求める方針を決めた。ケヤキ譲渡に関して、具体的な動きが表面化したのは初めて。移植先は、東北大が整備する青葉山新キャンパス(青葉区)を想定している。
青葉区大町、立町など5つの町内会でつくる「御譜代町まちづくり実行会」と、青葉区の「サンモール一番町商店街振興組合」、東北大の3者が3日、ケヤキ譲渡の受け皿となる実行委員会を結成する。
一本当たり約280万円と見積もられる移植費用は、実行委が市民や企業、全国の賛同者らに協賛金を募るなどして賄う考えだ。伐採されるのは37本で、実行委はこのうち、市が西公園(青葉区)に移植する7本以上の
移植を目指す。
移植先として東北大の青葉山新キャンパスを見込む。新キャンパスは、東北大が2007年度中に青葉山キャンパスの南側に隣接するゴルフ場跡地に着工する計画。キャンパス入り口には、東西線の「青葉山駅」が整備
される。
市は「譲渡の受け皿としても、移植先としてもふさわしい」と歓迎の意向を示している。
青葉通のケヤキは「一番町」「西公園」両駅の建設工事に伴い撤去される。市は、撤去される44本のうち7本を移植し、残りは伐採する方針を今年7月に決定。その上で、譲渡先を公募する方針を示していた。
市は今月中に譲渡先の公益性などを審査する委員会を設置し、受け入れ先の募集を正式に開始する..