ID 4745
登録日 2007年 9月18日
タイトル
人工島のケヤキ・庭石必要性が争点、元福岡市議ら12日判決
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070918t11025.htm
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元urltop:
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写真:
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仙台市の地下鉄東西線建設に伴う青葉通のケヤキ撤去問題で、市が5―6月、市民1万人を対象に実施したアンケート調査について、市民団体「美しい仙台を創る会」(河村直人代表)が「市民の意向を正確
に反映しておらず、数百万円の調査経費が無駄になった」として、住民監査請求を検討していることが分かった。今週中にも方針を決める。
「創る会」は8月、市への情報公開請求で入手したアンケートの全有効回答(4655件)を独自に分析した。
その結果、自由意見欄に記載があった2900件の中に、「ケヤキを現状のまま残してほしい」などと、移植も伐採も望まない意見が450件あったという。東西線建設への疑問や反対は366件、路線や工法の変更を求め
る意見は126件あったと分析、建設への積極的賛成意見は29件だったという。
市の調査の選択肢は、東西線建設を前提にした「伐採」か「移植」かに限られ、維持や保存の選択肢は設けられなかった。選択肢のうち「すべて伐採」「基本的に伐採し、数本を記念移植」を選んだ回答が2446件(52.
5%)あり、市は「移植を望まない意見が半数を超えた」として7月、従来の全移植方針から大半を伐採する方針に転じた。
一方、建設賛成とした意見の中にも「1本でも多く残してほしい」「ケヤキをそのまま残して建設するのは無理なのか」など、保存を望む声があったという。
同会は「『移植も伐採もしない』という選択肢があれば、(それを選んだ人も)かなりの数に上ったはず。市民の意向を正確につかんでいない調査は、必要性に疑問が残る」としている..