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ID 409
登録日 2006年 2月27日
タイトル
治水の祈り込め、犀川に千本桜 地元有志が下流で計画 きょう初の植樹式
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060228003.htm
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元urltop:
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写真:
 
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金沢市の犀川下流に桜で彩りを添えようと、地元有志が堤防にオオシマザクラ五百三十本を植える計画を進めている。伏見川の合流地点を境とした上流にはすでに約四百七十本が植えられており、植樹を 十―二十年続け合わせて千本を目指す。二十八日には第一弾として十本を植える予定で、犀川の千本桜を治水の象徴として後世に残したい考えだ。
 植樹は、犀川下流の住民らでつくる犀川下流域改修促進期成同盟会が行う。同会には一九四九(昭和二十四)年のキティ台風や、六一(同三十六)年の第二室戸台風、集中豪雨など度重なる大水害の経験者が多い。同じ 災害を二度と起こしたくないと願い改修工事で土地を提供した会員らは一昨年、治水の祈りを込めて堤防に桜を植える計画「治水百年 桜千本」を策定した。
 計画では改修工事が進められている犀川河口から約四・五キロの両岸に植える。県県央土木総合事務所によると伏見川の合流地点を起点とした犀川上流では、春になると花見客でにぎわう場所もある。同会は工事の 進捗(しんちょく)状況に合わせ、十―二十年かけて毎年数十本ずつ植えることにした。また計画が長期にわたるため、基金を設けて継続することも考えている。
 植樹式を翌日に控えた二十七日には、同会の上村彌壽男会長(78)が金沢市赤土町で整備されたばかりの右岸堤防で、高さ約二―三メートルのオオシマザクラ十本をそろえた。上村会長は「息の長い事業の出発点に やっと立てた。仕上げは子孫に託し、末永く治水の祈りと桜の美しさを受け継いでほしい」と話している..

このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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