ID 4624
登録日 2007年 9月 4日
タイトル
温暖化防止へ炭活用 加賀 炭焼き小屋見学し理解
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20070903/CK2007090302046053.html
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元urltop:
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写真:
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ごみ減量化や自然保護活動に取り組んでいる「かが市民環境会議」のメンバーや加賀市民ら約二十人は二日、加賀市日谷町の炭焼き小屋で地球温暖化防止に役立つ炭の活用法を学んだ。
参加者は樹木医で自然保護の啓発活動をしている西山義春さんの案内で、昔ながらの炭焼き小屋を見学。炭を運び出して炭窯の構造などを理解した。
西山さんは、炭の活用法を詳しく紹介。一般的に知られている水質浄化や脱臭効果のほか、住宅の湿度調整材や土壌改良材など炭の質、形に応じた多様な利用法があることを説明した。炭焼きの副産物の灰や木酢液
、タールの有効な使い方も示した。
西山さんは「間伐材を炭にすれば、木が分解することによって出る二酸化炭素の量を抑えることができる。間伐で森林が若返り、二酸化炭素の吸収量も増える」と地球温暖化防止との関係も分かりやすく解説した。
同炭焼き小屋で間伐材などを焼いてつくった炭は、松枯れ対策の土壌改良剤などに使われている。同市山代温泉の加賀市文化会館で三十日、開かれる「エコフェスタinかが」の会場で飲食コーナーの燃料としても活用
される..