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ID 4595
登録日 2007年 8月29日
タイトル
桜守の心を次世代へ 伊那で児童に手入れ指導
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20070830/KT070829GHI090010000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 伊那市高遠町にある高遠城址(し)公園の桜守で市振興公社職員の稲辺謙次郎さん(62)が29日、市内の西春近北小学校で、「環境学習」として桜の手入れの仕方などを6年生に教えた。城址公園をはじめ 、桜の美しい公園や、風景に映える古木が数多くある同市は、市全域を対象に「桜の里づくり」を進めている。環境学習は市が、子どものころから桜に興味を持ってもらおうと今年初めて企画した。
 初回のこの日は、稲辺さんが、校門近くに立つ樹齢約130年という桜の古木の前で、6年生37人に語りかけた。稲辺さんは「桜そのものの手入れよりも、植えられた場所の土や植生といった、周りの環境を整えることが 大事」と説明。古木について、樹齢のわりには元気だが、周りの土が子どもたちの通り道になって踏み固められているようだと指摘した。
 子どもたちは、稲辺さんが「今が良いのではなく、将来のことを考えて愛情を持って世話をして」と呼びかけると、真剣な表情でメモを取っていた。酒井照明校長(56)は「桜に対する稲辺さんの思いの深さを子どもたち が感じ取ったことが、一番の環境教育になったと思う」と話していた。
 この日は稲辺さんのほかに市振興公社職員2人も同校を訪れ、稲辺さんとともに桜約20本の手入れをした。3人は30、31日も同校で手入れを行う。
 今後、市振興公社職員が12月まで、旧伊那市内にある全16小中学校を訪問。桜の手入れをしながら児童たちに手入れの仕方などを教えて回る..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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