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ID 4486
登録日 2007年 8月20日
タイトル
花見名所の桜消える 仙台簡保事務センター 事故受け伐採
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070820t13034.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
 
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桜の名所として親しまれた仙台市青葉区上杉3丁目の仙台簡易保険事務センター(藤原良樹所長)が、道路沿いにある桜すべてを伐採した。今年6月、桜の木が倒れ、小学生がけがをした事故を受けた措置。
付近住民には新たな桜の植樹を求める声もあるが、センターは「郵政民営化に伴う新会社への移行が迫っている。現段階で植栽する考えはない」と話している。
 伐採されたのは、敷地内を縁取るように植えられた道路沿いの19本。すべてソメイヨシノで、センター開所時の1936年に植えられた。
 センターでは6月21日朝、敷地内の桜が倒れて登校途中の市上杉山通小の男子児童を直撃、児童は頭を5針縫うけがをした。倒れたのはやはり開所時に植栽された桜で、幹の内部は腐食し空洞になっていたという。
 センター側は「道路沿いの桜は植栽から約70年を経て、老齢化している。来所者や通行人の安全確保のため、伐採はやむを得なかった」(総務課)と説明する。
 敷地内には、中庭にも約20本の桜があるが、こちらは「仮に倒れても道路沿いと違い、通行人への危険は少ない」として伐採を見送った。
 センターは87年から花見シーズンに敷地を一般開放、付近住民らが花見を楽しんできたが、昨春からは「顧客の個人情報の保護上、不特定多数の人を構内に入れられない」などの理由で開放を中止している。
 近所に住む無職男性(73)は「長年、散歩途中などにセンターの桜を楽しんできた。一般開放が中止された上、周囲の桜までなくなるのは残念。わたしだけでなく、再び桜を植えてほしいと願う住民は多いはず」と訴え る。
 センターの平山弘勝総務課長は「地域の声は大切にしたいが、今はセンター自体が過渡期。民営化に伴い、10月には『かんぽ生命保険』に移行する。どんな対応ができるのかは、新会社での課題になると思う」と話し ている..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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