ID 4475
登録日 2007年 8月19日
タイトル
伝統の桜を全国へ淡墨桜の苗木を栽培管理/岐阜・本巣市根尾の老人クラブ
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新聞名
日本農業新聞
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元URL.
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=2714
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元urltop:
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写真:
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本巣市根尾の根尾地区老人クラブ連合会「うすずみ会」では、日本三大桜として有名な根尾地区の淡墨公園にある淡墨桜(うすずみざくら)を全国に広める活動を行っている。淡墨桜は樹齢1500年を超える
といわれ、国の天然記念物指定も受ける伝統ある桜。会員は淡墨桜から落ちた種を採種して、苗を育て、4、5年で約1.5メートルほどに成長したものを全国に出荷している。出荷本数は毎年、約600本になるという。
淡墨桜は、幼少時から青年期を根尾谷に隠れ住んだ継体天皇が都へ戻る際に、記念に植えたと伝えられている。開花シーズン中は、他県からもたくさんの観光客が訪れる。
うすずみ会が淡墨桜の苗木の栽培を始めたのは15年前。由緒ある桜を全国に伝えたいという思いから活動を始めた。注文は個人だけでなく、大学や高校などの学校や企業から記念樹用として受けることも多い。
うすずみ会には、現在340人のメンバーが在籍して、交代で栽培管理を行っている。淡墨桜の種を鉢にまき、翌年に苗が15センチほどに成長したら鉢を植え替え、さらに成長したら3年目に畑に植え替えるなどの手
間をかけながら、伝統の桜を全国に広めている。
川口武雄会長は「由緒ある淡墨桜を、日本全国で育ててもらいたい。苗木を育てて広めることが私たちの生きがい」と話している..