ID 4369
登録日 2007年 8月 1日
タイトル
別の棟に無事転居 徳島大の「ジャックと豆の木」
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_118594961912&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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徳島市内の徳島大学医学部研究棟内で樹高十二メートルまで育ち、研究者から「ジャックと豆の木」の愛称で親しまれていたヤドリフカノキ(通称カポック)が七月三十一日、耐震補強工事を控えた研究棟から既
に改築を終えた別の棟へ移された。一時は処分も検討されただけに、関係者は安堵(あんど)している。
カポックは、医学部の徳永逸夫准教授(59)が約二十年前に研究室で育て始めた。その後、階段一階の吹き抜け部分に移され、今では四階を超えるまでに成長。八月からの工事を前になかなか移転先が見つからず、
処分も検討されたが、教員から「別の棟に移しては」との提案があり、引っ越しが決まった。
移転作業は職員十二人が鉢を三階まで持ち上げ、渡り廊下を通って北側の棟へ運び、これまでと同じように階段一階の吹き抜け部分に設置した。木を傷付けないよう慎重に運び、約二十分で無事完了。徳永准教授は「
多くの人が協力してくれたおかげ。感謝している」と話していた..