ID 4353
登録日 2007年 7月30日
タイトル
お舟祭りの「翁と媼」の人形作り 下諏訪町
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7891
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元urltop:
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写真:
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下諏訪町で8月1日に開かれる諏訪大社下社夏の遷座祭「お舟祭り」に向け、御頭郷(諏訪市中洲、湖南)が春宮から秋宮に曳行(えいこう)する柴(しば)舟に乗せる「翁(おきな)」「媼(おうな)」の人形作りが2
9日、秋宮の社務所裏であった。
同社奉賛会人形保存会(友野正和会長)を中心に、中学生を含む20人が作業。長さ約2.5メートルと1メートルのサルスベリの木を十字に組んで心棒を作り、約80センチのわら30本ほどを一束に胴体、腕、頭の順に
巻き付け、麻ひもできつく縛った。顔の部分は1.2メートルほどのわらの束で仕上げた。
友野会長によると、サルスベリの木は丈夫でよくしなることから8年ほど使用。その太さは翁と媼で微妙に違い、お舟の前方に殺到する氏子らが寄りかかっても折れないよう、お舟の前に陣取る翁は丈夫に作るという。
祭り当日は紺、白の着物や面を着けて遷座の行列と春宮へ移り、お舟に乗って再び戻ってくる..