ID 4309
登録日 2007年 7月23日
タイトル
鎌倉の名木を調査 県の「名木100選」調査の一環、
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_kama/2007_3/07_20/kama_top1.html
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元urltop:
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写真:
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「名木を後世に残したい」-。日本樹木医会神奈川県支部(冨田改支部長)は7月14日、県内の名木調査の一環で第2回全体研修として鶴岡八幡宮の大イチョウと光則寺のカイドウを調査した。当日は台風の影
響もあり雨天となったが、市内在住で県下第一号の樹木医・大野啓一朗氏をはじめ、同支部所属の樹木医ら32人が参加した。6月23日には第1回全体研修として小田原城跡本丸の巨マツを調査した。
対象となった樹木は県が1984年に選定した「かながわの名木100選」のもの。選定から20年以上経過しているが、統一した調査は今回が初めて。6月から県内各地で調査を実施している。
今回の調査で、鶴岡八幡宮の大イチョウは600年近い樹齢などからして弱ってきてはいるが、「問題ない」状態だという。また光則寺のカイドウは樹齢約200年、樹木医の大野氏は「カイドウの寿命は長くて100年ほ
ど。高齢であるが何とか生きている」と話した。また名木について「多くの人が大切する想いが、木々を支えているのではないか」と語った。
市内では今回の2つの名木を含め同名木100選として覚園寺のイヌマキや建長寺のビャクシンなど計6本が選定されている..