ID　4273

登録日　2007年 7月15日

タイトル

函館盲学校６年・葛西君が白神の自然体感

新聞名

陸奥新報

元URL.

http://www.mutusinpou.co.jp/news/07071307.html

元urltop:

写真:

　

西目屋村田代の白神山地ビジターセンター（黒瀧晴彦館長）のインタープリテーションが１２日、北海道函館盲学校の修学旅行として行われ、参加した６年生の葛西健太君（１１）が白神山地の自然と触れ合っ た。
　インタープリテーションとは通常は通訳や解釈と訳されるが、欧米では自然・遺産を通訳するという意味を持つ。一方的に説明するのではなく、参加者の思いを引き出し歴史の裏側にあるメッセージを伝えていく活動。
同センターは今年度から、学校教育用インタープリテーションを実施している。
　この日、函館から葛西君と同校の鈴木亘校長、坪川寛司教諭が西目屋村を訪れ、同センターの黒瀧館長ら４人の案内で白神山地入り。鳥のさえずりや風に木の葉がそよぐ音、植物や昆虫といった自然と触れ合い、ブナ の植樹もした。
　津軽峠付近にあるブナの巨木「マザーツリー」（推定樹齢４００年、幹回り４・６５メートル）では積極的に質問し、両手をいっぱいに広げて幹の太さを測ったり、聴診器でブナ内部の音を聴いた。葛西君は「木が息をしてい るよう」と驚いた表情を見せ、ブナの巨木を体感。「白神山地は豊かな感じがして楽しかった」と笑顔で話した..

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