ID　4191

登録日　2007年 6月27日

タイトル

老桜の子孫「大きく育てるぞ」 飯田の下久堅小で種まく

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070627/CK2007062702027388.html

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写真:

　

飯田市下久堅小学校の３年生たちが２６日、同校正門脇にあり、樹齢６５０年から７００年とも推定されるエドヒガンの子孫を残そうと、この古木から採取した種をまいた。児童たちは、水やりなどの管理をしな がら、大事に育てていく。
　地域のシンボルとなっているこの古木は今春、ほとんど花をつけなかった。そこで下久堅地区まちづくり委員会などが、桜のいわれや歴史を調べ、樹木医を招くなどの保護活動を始めた。種まきは、二世桜を育てる活 動の第一歩。種は同委員会の会員らが、今年実ったサクランボを採って用意した。
　二十九人の児童は、同委員会の小林広実会長や坂本正夫校長から「心を込めて種をまき、古木の子孫が育っていく様子をしっかり観察してください」との言葉を受け、プランターに長さ約五ミリの小さな種を四十粒ほど まいた。
　児童たちは種まきが終わると「桜さん、大きく育ってください」と声をそろえ、早ければ今年の秋にも期待できる発芽を楽しみにしていた..

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