ID　4058

登録日　2007年 6月10日

タイトル

友好の証し 韓国モミの木 総領事が南知多の梅原邸に植樹

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070612/CK2007061202023340.html

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写真:

　

日韓友好親善への貢献に敬意を表したいと、鄭盛培（チョン・ソンベ）駐名古屋韓国総領事（５８）が、哲学者梅原猛さんに韓国原産のモミの木の一種「韓国白桧（しらべ）」を贈った。鄭総領事は十日、梅原さん が幼少から少年期まで過ごした南知多町内海の梅原邸を訪れ、二本の韓国白桧を植樹した。
　鄭総領事は約十五年前、東京で梅原さんの講演を聴いたのをきっかけに、著書や中日新聞夕刊連載のエッセー「思うままに」を愛読。梅原さんが韓国の哲学者などと継続的に交流していることから、韓国の木を贈ること にした。
　韓国白桧は高さ一メートルほどで、梅原邸の庭に植樹した。梅原さんはこの日内海に来ることができなかったが、沢田寿一南知多町長、南知多梅原猛友の会の早川照雄会長、梅原さんの秘書ら十人余が出席した。鄭総 領事は「梅原先生のように大きく立派な木になってほしい」と話した。
　梅原さんは「韓国、中国、日本三カ国の賢人会議のメンバーとして度々韓国を訪問しているが、その功績が認められて今回の植樹に至ったと思う。今後も日韓友好に尽力したい」と感謝の言葉を寄せた。