ID 4047
登録日 2007年 6月 9日
タイトル
きょう「梅の日」首相に産地アピール/紀州梅の会
.
新聞名
日本農業新聞
.
元URL.
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=1824
.
元urltop:
.
写真:
.
紀南地方の行政、JA、梅干しメーカーでつくる、紀州梅の会は4日、安倍晋三首相を表敬訪問した。特産の「南高」と紀州梅干しを贈り、6月6日の「梅の日」をアピールした。
「梅の日」は室町時代、6月6日の五穀豊穣(ほうじょう)祈願で梅が京都・賀茂神社に献上されたことにちなんで同会が制定した。今年で2年目。昨年は小泉純一郎前首相を表敬訪問した。
仁坂吉伸県知事や真砂充敏田辺市長、山田五良みなべ町長、中家徹JA紀南組合長、芝耕三郎紀州梅干しPR推進委員長と2人の梅娘が世耕弘成参議院議員の案内で首相官邸を訪ねた。
出荷が始まったばかりの「南高」と、低塩ではちみつ味の梅干しを食べた安倍首相は「大変においしい。元気が出る」と話した。
緑色の果実に紅が差した「南高」にも興味を示す安倍首相に、中家組合長は「南高は世界一の梅の品種。南高の紅は木の陽光面の果実に差します」と説明した。
同会は6日、梅の日PR行事として、東京の大田市場で梅の漬け方講習会や梅料理試食などの消費宣伝活動を行う。有楽町の「わかやま喜集館」でも宣伝する。京都市の上賀茂神社、下鴨神社では時代行列で青梅と梅
干しを献上する。
地元では田辺市の小・中学校の給食に、紀州田辺うめ振興協議会が提供した梅干し、梅肉などを使った梅料理を出す。
田辺市本宮町の本宮大社では、紀州梅の会が梅祭式を営み、梅漬けの儀や神楽の舞、参拝者には梅ジュースや梅干し福茶を振る舞う..