ID　3780

登録日　2007年 5月13日

タイトル

宇大生が『樹木マップ』

新聞名

東京新聞

元URL.

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20070513/CK2007051302015736.html

元urltop:

写真:

　

　宇都宮市中心部に位置しながら豊富な緑を持つキャンパスの魅力を知ってもらおうと、宇都宮大学の学生らが、学内樹木マップを作製し、無料配布を始めた。農学部を持つ同大には貴重な樹木も多く、マッ プは四十二品種を解説付きで収録。学内はもちろん、新緑の季節に訪れる散歩客にも好評を得ている。　（杉藤貴浩） 　樹木マップは、昨年度の同大農学部四年生ら六人が中心となって作製。同大がキャリア教育の一環として行う学生プロジェクト支援事業の最高賞にも輝いた。キャンパスが街中の憩いの場となってほしいとの思いから「 Ｏａｓｉｓ」と名付けられた。
　マップはＡ５判の冊子。旧宇都宮高等農林学校を前身とする峰キャンパスの植物四十二点を、学生らが独自に選んだ散歩コースを通して紹介。自ら撮影した画像や学内に残る資料写真を豊富に掲載し、各品種の植栽 由来やエピソードにも触れている。
　同大では、大正以降に国内に移入されたアメリカシャクナゲの古木や、巨木として有名なセンペルコイアなど、県内でもめったに見られない樹木も数多く植栽されており、イギリス式やフランス式庭園も整備されている 。キャンパスを散歩していた学生は、マップの作製を知り「学内は本当に緑が多くて、変わった形の松ぼっくりでアクセサリーを作ったこともある。マップでもっと詳しく知ってみたい」と話していた。
　マップは約二千部用意されており、同キャンパス出入り口の守衛所で無料配布している。同大総務課は「一般市民の皆さんにも、どんどん利用してもらいたい」と呼び掛けている..

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