ID 3540
登録日 2007年 4月17日
タイトル
植樹や竹伐採体験 賤機山で里山作り 葵区
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/local_central/20070417000000000032.htm
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元urltop:
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写真:
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静岡市葵区の賤機山付近の住民約40人でつくる「賤機山に花の咲く木を育てる会」(海野康彦会長)は15日、竹を伐採し広葉樹を植樹する「賤機山で四季を楽しめる森づくり」を同山の竹林で行った。
県が同日から1カ月間行う里山づくりのイベント「春の森づくり県民大作戦」の一環。皮切りとなった賤機山のイベントには市の農林総務課職員や地域住民、静岡市駿河区の国際ことば学院の留学生ら約60人が参加した
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賤機山は30年ほど前まではミカン畑や雑木が生え、山腹の散歩道からは安倍川が見渡せたという。現在は竹林が密生し見晴らしが悪く、竹以外の植物はほぼ絶滅している。景観と土砂崩れ防止などを兼ねた森づくりを
目指す同イベントでは竹を約100本伐採し、破砕機でチップ化した後に肥料として利用。竹を切り、雑草を取り除いた斜面にブナや桜、コナラなど、地中深くに根を張る広葉樹10種100本を植えた。
海野会長は「10年後には皆さんの苗が大きく育ち、花が咲くでしょう。留学生もまた来日し、遊びに来てください」と参加者らに語った..