ID 3535
登録日 2007年 4月17日
タイトル
照葉樹眺め癒やしを 綾町「てるは森の驛」開業から3カ月半 新たな観光スポットに
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070417/20070417_001.shtml
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元urltop:
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写真:
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綾町南俣の「照葉(てるは)大吊橋」のたもとに、「てるは森の驛(えき)」がオープンして3カ月半、森を眺めながら味わうランチやコーヒーが来場者の人気を呼んでいる。国内最大級とされる照葉樹林帯や大
吊橋とともに新たな観光スポットになっている。
「森の驛」は今年1月、それまで町から委託を受けた地元商工会が運営していた特産品販売所や食事コーナーだった施設を改装してオープン。森林ガイドボランティアらでつくる「てるはの森の会」が運営に当たる。3階
建て。1階にはボランティアや観光客の休憩所、2階にはミニコンサートができるステージと、森に生息する動植物を写真で紹介し、「綾の照葉樹林帯を世界遺産にしよう」という同会の取り組みについて情報発信するコー
ナーを設けた。
3階のカフェには、照葉樹林が迫る北側のガラスに沿ってテーブルを配置。1日40‐50人の来場者がある。マスターを務める森林ガイドの中村嘉寿さん(59)によると、綾町で採れた野菜をメーンにした「ブラリラン
チ」(900円)とコーヒーで数時間も座っている人もいるという。テーブルには色鉛筆と白紙の絵はがきが備えてあり、森をスケッチして、オリジナル絵はがきを描くのも人気だ。
3年前に東京から同町に移住してきた中村さんは「綾の森は、もやがかかる雨の日が特にいい。毎日、何時間見ても飽きない」という。
「森の驛」では、6月以降、毎月第一土曜日にコンサートを開く予定。中村さんは「将来は、若者が集まり、綾の森や自然を楽しむ拠点施設にしたい」と話している。火曜と水曜は休み。てるは森の驛=0985(77)3266
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