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ID 3522
登録日 2007年 4月15日
タイトル
桜に異変? 枝先に花咲かず若葉
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007041500028&genre=H1&area=K1D
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元urltop:
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写真:
 
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鴨川べりの桜並木で知られる京都市左京区の「半木(なからぎ)の道」で、桜の大半を占めるヤエベニシダレザクラの花が例年に比べて少なく、関係者が気をもんでいる。見ごろを迎えたが、しだれた枝の先端 付近で花が咲かずに既に若葉が出ている木が多い。隣の府立植物園(同区)でもヤエベニシダレだけに同じ「異変」が起きている。「弱っている木の自衛本能が働いた」「異常気象の影響ではないか」と専門家は首をかし げている。  ヤエベニシダレザクラは、八重咲きで、ソメイヨシノのピークが過ぎたころに満開を迎える。北大路橋-北山大橋の東側堤防の半木の道沿いには、73本の桜の木が植わる。うち69本はヤエベニシダレで、「桜のトンネル 」のようにすっぽりと人々を覆う。  今年は、幹寄りの枝には花が咲きそろっている半面、先の方で節の部分から緑色の若葉を出している木が目立つ。  府立植物園でも、園内のソメイヨシノや一重咲きのシダレ、ヤエベニシダレの仲間になるエドヒガンは例年並みの咲き方だが、40本のヤエベニシダレは、半木の道と同様の状態になった木が多いという。  同園では、10年ほど前にも似たような現象が起きたという。「原因は分からないが、花芽形成の時期に当たる夏場の気候不順が影響しているのではないか」と推測する。  一方、半木の道の手入れに携わる樹木医の東條広明さん(48)=右京区=は「ここ5年ほど全体的に衰退傾向にあり、弱っている桜の木はエネルギーを浪費せず、自己防衛のために花をつけないことがある」と分析して いる..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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