ID 3411
登録日 2007年 4月 5日
タイトル
石正美術館で「大平桜展」
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/hobby/modules/news/article.php?storyid=357690085
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元urltop:
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写真:
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国の天然記念物に指定されている大平桜の絵、写真を集めた「大平桜展」が、浜田市三隅町の石正美術館で開かれている。雨風に耐え、懸命に花を咲かせている樹齢六百六十年の古木の生き様が、来場者
の心をとらえている。十三日まで。
大平桜のほか「海老谷桜」、「井川の桜」など、山里にひっそりとたたずむ同町の一本桜が題材。四十三点を展示した。
一昨年亡くなった画家・寺戸恒晴氏の「明けの大平桜」、写真家・桐田和雄氏が石州和紙にプリントした大平桜など、同町ゆかりの作家が思いを込めた作品を出品。
町民から寄せられた大平桜の写真は、すき間が見えないほどぎっしりと花をつけていた昔の雄姿を紹介。幹枝が半減した現在との違いが分かる。
神英雄主任学芸員は「大平桜は花見客が増える一方で、年々、樹勢が衰えている。桜をどう守るべきか、考えるきっかけになれば」と話す。
また、同館では七日午後二時から、春や桜にちなんだコンサートが開かれる。入場無料..