ID 36
登録日 2006年 1月13日
タイトル
震災犠牲者慰霊にリンゴの木 高月の住民団体、今年も西宮に贈る
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006011300052&genre=K1&area=S20
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元urltop:
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写真:
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環境美化や日韓交流などに取り組んでいる滋賀県高月町雨森地区の住民団体「雨森まちづくり委員会」は、阪神大震災の被災地、西宮市の住民グループに今年もリンゴの苗木11本を贈る。13日に発送し、
15日に現地で植樹する。
西宮市内の犠牲者の数と同じ1114本のリンゴの木を植え、犠牲者の慰霊と街の復興を願う同市民らが震災のあった1995年、リンゴ並木でまちづくりを進めていた高月町を訪れ、並木づくりのこつを学んだのがきっか
け。以来、同町の住民らがほぼ毎年、長野県飯田市や青森県弘前市からリンゴの苗木を取り寄せて、西宮市に贈り続けている。
今年は震災から11年目にあたることから、11本の苗木を贈ることにした。同委員会の平井茂彦委員長(60)らが西宮市に出かけ、同市民らと一緒に植える。平井委員長は「お互いのまちづくり運動の励みになっている。
今後も続けたい」と話している。同町からの寄贈は延べ約200本になり、同市内の西宮神社境内などに植えられているという..