ID 3273
登録日 2007年 3月27日
タイトル
“学校のシンボル”クスノキを伐採 福知山・惇明小 道路拡幅工事で
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007032700147&genre=F1&area=K50
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元urltop:
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写真:
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京都府福知山市内記の惇明小で、「学校のシンボル」として長年地元で親しまれてきた本館前庭のクスノキのうち2本が、道路拡幅のためこのほど伐採された。伐採した木の幹や枝は、児童が工作の授業で使
い、コースターなどを作る予定。
同校本館は1937年築で国の登録文化財。前庭に樹齢90年以上で高さ約15メートルのクスノキが4本あり、その存在感から児童や住民に愛されてきた。しかし学校前の市道を、JR福知山駅高架下と市武道館を結ぶ都
市計画道路として幅25メートルに拡幅する工事のため、4本のうち南側の2本を伐採することになった。
伐採作業は26日午前9時すぎから始まり、高所作業車の作業員が、ワイヤで固定した幹を一つずつチェーンソーで切断し、2本とも根元から取り除いた。チェーンソーの音が響くと、作業を見守る教員や卒業生から惜
しむ声が上がり、「昔からある木を切るのはもったいない」と涙ぐむお年寄りも。関三千彦校長は「学校のシンボルだっただけにさみしい」と話していた..