ID 3257
登録日 2007年 3月26日
タイトル
様子違う今年の花見 桜咲かず飲酒も自粛
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新聞名
宮崎日日新聞
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元URL.
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200703260109
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元urltop:
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写真:
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春らしい陽気となった25日、県内各地の桜の名所で花見イベントが開かれた。本格的な花見シーズン到来だが、ソメイヨシノがまだ開花しておらず、主役不在の寂しいスタートになった。今年は最近の飲酒運
転への厳しい目を反映して、酒の振る舞いを自粛する動きが見られ、花見に付き物のアルコールに対するおおらかな雰囲気も次第に変わりつつあるようだ。
宮崎地方気象台によると、同日の県内は天候がぐずついていた24日から一転してほぼ全域で晴れ、最高気温25.0度と今年初めて夏日を記録した。
一方、県内ではソメイヨシノの開花宣言は出ておらず、週末に満開の桜を見込んでイベントを計画した関係者には当てが外れた格好だ。
宮崎市の天神山公園では24日、さくらまつりが始まった。所々で山桜は咲いているものの、ソメイヨシノはつぼみのまま。25日は団体客の姿もあったが、来場者数は約200人で例年の五分の一程度だった。
同まつりは例年、ステージ行事のある週末に缶ビールを1日1000本振る舞っていたが、飲酒運転をさせないため、今年は取りやめる。
同日開かれた高鍋町の舞鶴公園桜まつり。会場では町内の交通安全関係団体が飲酒運転撲滅のチラシを配るキャンペーンを初めて実施した。
えびの市の八幡丘公園では24日から桜のライトアップをスタート。以前は4月上旬に桜祭りを開いていたが、酒を飲んでハンドルを握る人が後を絶たなかったこともあり3年前に中止した..