ID 263
登録日 2006年 2月 8日
タイトル
『鎌足桜』がお引っ越し 地域の名木を公開
.
新聞名
中日新聞
.
元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060210/lcl_____cba_____004.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
木更津市の文化財に指定されている山桜「鎌足桜」の祖株が九日、同市矢那の個人宅から高蔵寺境内に移植された。大化の改新の功臣・中臣鎌足(のちの藤原鎌足)にちなんだ伝承が残る木で、今後地域の
シンボルとして一般公開される。
伝承によると、子宝に恵まれないことを悩み高蔵寺を参拝した夫婦から鎌足の母が誕生。その後鎌足が高蔵寺を訪ねた際に残したつえが、成長して桜の木になったとされる。
鎌足桜は地元の農業進藤清さん方に生えていたが、日当たりが悪く木が傷んできたため、住民が保存会を結成して移植を計画。寄付を募って祖株を高蔵寺に移すことにした。
この日は幹が細く分かれた高さ約三メートルの木が、業者の手で本堂裏に植えられた。四月下旬から一週間ほどピンク色で八重咲きの花をつけるという。保存会の森勉会長は「地元に残ってよかった。多くの人に見ても
らえるようPRしていきたい」と話している。
..