ID 3192
登録日 2007年 3月21日
タイトル
被爆カキの木2世を植樹 長崎大4年の川越さんら発案
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新聞名
長崎新聞
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元URL.
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070321/06.shtml
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元urltop:
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写真:
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長崎市文教町の長崎大教育学部中庭の「おもやい広場」で二十日、被爆カキの木二世の植樹式があった。学生の夢の実現を支援する同大の「夢大賞」に選ばれた中庭周辺の環境美化活動「おもいやり キラ
キラプロジェクト」の一環。
教育学部四年の川越明日香さん、松本英子さん、佐藤誠さん、前田剛さん=いずれも(22)=の四人が発案。被爆カキの木の植樹活動をしている同市多以良町の樹木医、海老沼正幸さん(58)の長女、仁美さん(22)と
川越さんが友人だったことで実現した。
カキの木は同市柳谷町の被爆カキの木から接ぎ木したもので、高さ一メートル強。海老沼さんによると、早ければ三年後には三、四メートルに成長し実をつけるという。
式では川越さんらと齋藤寛学長、橋本健夫教育学部長が植樹。川越さんは「平和を学ぶ場、地域に開かれた場になればうれしい」と話し、齋藤学長は「文教キャンパスには原爆で亡くなった多くの先輩(長崎師範学校生)
が眠っている。カキの木が語り部になってくれれば」と期待を語った..