ID 257
登録日 2006年 2月 8日
タイトル
感動2000万年前の「珪化木」 可児・春里小で木の化石披露
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060209/lcl_____gif_____007.shtml
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元urltop:
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写真:
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可児市の春里小学校で、木の化石「珪化木(けいかぼく)」を校内に設置するためのお披露目の会が開かれ、児童や教育関係者ら約百人が出席した。(田中 篤至)
珪化木は一昨年の十二月に、当時の六年生児童が、市内の可児川で環境学習の調査をしていたところ、河原で発見。同校で調べたところ、地層の状態などから、二千万年前の火山噴火で樹木が埋まり、化石になったこ
とが分かった。保護者らが中心となり、国や県に必要な手続きをし、昨年末に掘り出した。
発見当時は大部分が埋まり、地上に数十センチほど黒っぽい石が出ているだけだったが、掘り出した珪化木は全長三メートル、直径五十センチと巨大。丸太状で、途中の折れた部分から結晶化した石などを見ることが
できる。
お披露目の会の後で見学した児童からは「二千万年の時を超えて自分たちの前に姿を見せてくれて感動した」などの声が上がった。
同校は「学校の宝物として大切にし、これからの学習に生かしていきたい」と話している..