ID　3082

登録日　2007年 3月16日

タイトル

「被爆二世」柿の木、平和へ伸びろ 近江八幡の沖島小 卒業生植樹

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007031600110&genre=G1&area=S20

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写真:

　

滋賀県近江八幡市の沖島にある沖島小で１６日、長崎で被爆した柿の木の二世が、同小ただ１人の６年生の卒業記念として植えられた。 　沖島に住む会社役員奥村良平さん(57)が昨年２月、近江八幡市と夫婦都市の静岡県富士宮市を訪問。同市で被爆二世の柿の木を植える活動をしている会社役員石川孝さん(67)に出会い共鳴して、同小への苗木寄贈 が決まった。被爆二世の柿の木の植樹は県内で初めて。 　苗木は、１９４５年に爆心地から約９００メートルの場所で被爆し、奇跡的に生き残った柿の木を、樹木医の海老沼正幸さん(58)が治療して、接ぎ木したもの。同小のために、海老沼さんから石川さんに託された。 　この日は、２０日に卒業式を迎える６年生久田沙也加さん(12)ら全校児童７人に、富士宮市から駆け付けた石川さんから苗木２本が贈られた。 　児童７人はスコップを使い校舎南側の一角に植えた。久田さんは「ありがとうございました。この木を見るたびに小学校を思い出します。平和を願って見守っていきたい」と石川さんにお礼を述べた..

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