同市本町通2丁目の造園会社「豊香園」の職人8人が、肌寒さの残る午前8時半ごろから作業に取りかかり、声を掛け合いながら雪から木の幹を守るこもや枝を支える縄を丁寧に取り外した。
毎年、作業に携わっている同社の藤村孝史社長(55)は「暖冬の影響か、つぼみが大きい」という。例年だと石割桜の見ごろは4月下旬だが、「ひょっとしたら今年は上旬ごろにも咲くんじゃないか」と期待し、開花を待 ち望んでいる。
このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日は2019年11月13日です。