ID 2993
登録日 2007年 3月10日
タイトル
国産合板、卸値一段高――05年末安値の2倍に
.
新聞名
日本経済新聞
.
元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20070309d1j0900m09.html
.
元urltop:
.
写真:
.
住宅の床や壁に使う国産針葉樹構造用合板(12ミリ厚)の卸値が一段高となった。東京・問屋卸値は中心値で現在、前月比30円高の1枚1210―1230円程度。上昇前の2005年末に比べ2倍近くになった。昨年 9月から過去最高値の更新が続いている。
合板メーカー最大手のセイホクは、2005年末から価格の引き上げを始め、3月までに約500円(8割)の値上げを浸透させた。主原料であるロシア産丸太や接着剤などのコスト増を製品価格に転嫁させた。
需給の引き締まりが背景にある。メーカー在庫は1月末で9万6732立方メートル。昨年3月末(19万6459立方メートル)から減少傾向をたどり、ピーク時の約半分になった。
..