ID　2965

登録日　2007年 3月　8日

タイトル

「緑花隊」が支障木伐採 松本・奈良井川で地元民も協力

新聞名

北陸中日新聞

元URL.

http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ngn/20070308/lcl_____ngn_____007.shtml

元urltop:

写真:

　

松本市笹賀の奈良井川河川敷で７日、特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）「信州緑花隊」（松本市）と県松本建設事務所職員、住民の約２０人が参加して支障木の伐採に汗を流した。
　緑花隊は県のコモンズ支援金を受け、自然保護活動を続け、今年に入って奈良井川のほか、安曇野市の穂高川でも住民の参加を募って支障木の伐採を行っている。
　河原に繁茂するニセアカシアは川の増水で岸が削られると流木になり、橋げたに引っかかるなどして水害の原因になるほか、害虫がつくこともある。未然に伐採することで流木の撤去や害虫駆除にかかる手間や費用 を抑えることが狙い。
　電動のこぎりや重機で支障木を切り倒したり、川から引き上げたりした。太い幹はストーブ用の薪サイズに切断し、枝は野焼きして土壌改良材の炭にして参加者が持ち帰った。野焼きを利用して焼きイモを作るなど、参 加者は楽しんで作業をした。
　緑花隊の小谷野満理事長（６７）は「災害防止だけでなく、景観を守るためにも適度な伐採が必要。活動はオープンなので地域の人には協力してもらいたい」と話した。