ID　2909

登録日　2007年 3月　1日

タイトル

枯死のクロマツ伐採

新聞名

東海日日新聞

元URL.

http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=17917&categoryid=1

元urltop:

写真:

　

豊橋市岩屋町字岩屋下、旧東海道の松並木を伝える市内最後のクロマツが枯死したため２８日、伐採された。朝から１日がかりで行われ、午後４時４０分過ぎ、主木（幹）が根から切り取られ、クレーンにつり上 げられると、見物人らから拍手が沸き起こった。
　伐採作業中、専門家らが概算で調べた結果、樹齢１３０年以上を確認した。さらに詳しく調べると、１０年程度は加算されるという。松くい虫被害が主因であることも確認された。
　作業は午前９時から作業開始。午前中に横に広がった枝類および主木の先３分の１程度まで伐採。午後に入って、本格化した。
　市によると、目通り（高さ１．２メートル）幹周２．４メートル、切り株は直径９０センチ。材質的には松くい虫の影響で劣化しているが、飯村小や二川宿本陣資料館などに展示するよう、輪切り材などを作ることを決めてい る。根の撤去については検討中。
　作業には１６トンクレーン車はじめ作業車８台、作業員１０人らが出て当たった。総費用８０万円。