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ID 233
登録日 2006年 2月 4日
タイトル
巨木に魅せられ撮影10年市内の真鍋さん 初個展「北の巨樹」
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新聞名
十勝毎日新聞
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元URL.
http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/060204.html
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元urltop:
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写真:
 
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力強い生命力 後世に残したい  道内の巨木に魅せられて、愛用のデジタルカメラで撮影を続けている帯広市川西町の農業、真鍋公人さん(51)の初の個展「北の巨樹」が、JA帯広かわにし(川西町西2線)1階ロビーで開かれている。十勝管内に存在 する3本の巨木をはじめ、神秘的な20本を紹介している。(酒井花) 樹齢数百年管内の3本も 神秘の20本紹介  真鍋さんは10年前、旅行で訪れた芦別市黄金町で、樹齢1700年と推定され道内最古の木「黄金水松」(イチイ)を目にし、「北海道にこんなに立派な木があったのか」と感動。以後、道林務部発行のガイド「北海道の 巨樹・名木」などを参考に、仕事の合間を縫って道内各地に出向くようになった。
 これまでに訪れた場所は100カ所に上り、地元の人も知らない奥地にある木を目指し、「クマの足跡を見つけて怖い思いをした」ことも。それでも撮影を続けているのは「500年から1000年生きている木の持つエネ ルギーに触れ、後世に残していきたいと思ったから」という。
 十勝管内にも樹齢数百年の巨木が存在する。今回、展示している20点のうち3点は管内で、そのうち浦幌町厚内のハルニレ(推定樹齢300-400年)は幹周6.2メートルで、道内のハルニレでは2番目の太さという。
池田町東台のミズナラ(幹周7.2メートル、推定樹齢不明)、士幌町の炭山御神木(ミズナラ、幹周7.5メートル、推定樹齢800年)の立派な姿もとらえている。
 木の持つ生命力を表現しようと、撮影角度にこだわり、大きさが分かるように、自動シャッターを使って真鍋さん自身も木の横に写っているのが特徴だ。
 長年、巨木を見続けて思うのは年々痛みが激しくなっていること。真鍋さんは「自然災害や開拓からも逃れてきた木を何とか残したい」と話している。将来は写真集の出版も考えている。写真はA3サイズ。展示は今月 末まで。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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