ID 2796
登録日 2007年 2月18日
タイトル
彦根城内の桜に施肥 有志の「桜守」や樹木医、学生ら
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新聞名
北陸中日新聞
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元URL.
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20070219/lcl_____sga_____005.shtml
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元urltop:
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写真:
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彦根商店街連盟の有志でつくる「ひこね桜守」などは十八日、彦根城内の桜に肥料を施す活動に汗を流した。
城内にはソメイヨシノなど約千二百本が生育。樹齢七十年を超えた老木が多く、根元を踏み固められた影響もあり樹勢の衰えが目立つ。現在は城山公園事務所と桜守が保護活動を実施している。
この日は、桜守十人と樹木医、県レイカディア大学園芸学科の学生ら約五十人が参加。城内の黒門から表門までの内堀沿いと玄宮園横の駐車場で施肥作業をした。
桜一本あたり三-五カ所ずつ枝先の真下部分に穴をあけ、腐葉土と鶏ふんを混ぜた肥料を与えた。土が固く穴掘りは難航したが、参加者はドリルやツルハシを使って奮闘していた。
桜守会員の自営業嶋津慶子さん(55)=彦根市本町一=は「子ども時代から親しんできた彦根城の桜は市民の大きな財産。今後も守り続けたい」と熱意を語っていた。
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