ID 2764
登録日 2007年 2月15日
タイトル
お吉桜記念植樹 下田・稲梓中3年生
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/local_east/20070215000000000031.htm
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元urltop:
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写真:
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下田市立稲梓中の3年生14人が14日、同校南側の斜面に、早咲き桜の「お吉桜」(オキチザクラ)20本を植えた。卒業を記念した植樹で、生徒たちは「早く大きくなれ!」「花が咲いたら見に来るよ」などと思
いを込め、苗木の根本に土を掛けた。
お吉桜は早生のオオシマザクラの系統とされ、3月初旬に開花し、花の色が淡いピンクから白に変わるのが特徴。2年ほど前に発足した市民グループ「お吉桜を保存し、普及する会」(高橋忍会長)が「まず、地元の稲梓
中生に理解を深めてもらおう」と同校前での植樹を企画し、下草刈りなどの準備を整えた。
高さ120センチほどの苗木の根元に保水用の竹炭チップをまき、丁寧に土を掛けた生徒たち。平川直弥君は「後輩たちにも来年植えてもらい、ここを桜でいっぱいにしたい」と語り、勝亦真弥さんは「私たちが大人にな
った時、桜も大きく育っていてほしい。花が咲いたら、見に来ます」と笑みを浮かべた。
高橋会長は「3、4年後ぐらいから、ちらほらと花を付け始めるのではないか。卒業生にとっては、母校への愛着が増すと思う」と話し、植樹作業を見守った。
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