ID 2716
登録日 2007年 2月 9日
タイトル
センダンの木、元気になって―児童ら募金で手当て
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=1&classId=0&blockId=329352&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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神埼市神埼町の神埼小(永濱渉校長、586人)が、運動場にあるセンダンの木の再生に取り組んでいる。木は同校のシンボルで、昨年の台風13号で幹の途中から折れ、子どもたちや保護者が集めた募金な
どを基に手当てをした。関係者は「枯れずに芽吹いて」と願っている。
センダンの木は樹齢180年を超し、高さは6メートル以上。児童だけでなく、地域の人々からも愛されてきた。
昨年9月の台風で傷ついた後、「元気になってもらいたい」との声が相次ぎ、11月の学習発表会で6年生が募金活動を行った。たすきに「負けるな」「新しい芽が出ますように」などとメッセージを書いて木にかけ、再生
への思いを込めた。
子どもたちの動きに連携してPTAも活動。募金活動や商店街に募金箱を設置した。また、神埼ライオンズクラブ(東キヨ子会長)も協力し、計約50万円が集まった。現在、この浄財で折れた部分を樹木医に定期的に手
当てをしてもらい、雨水などで枯れないようカバーで覆った。
永濱校長は「あらためてセンダンの木を見つめる機会になった。活動で子どもたちが生きることの素晴らしさなど多くのことを学べた」と話す。
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