ID 3623
登録日 2007年 4月24日
タイトル
新得山で桜まつり 3年ぶり復活 屋台や植樹も 来月13日
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/22418.html
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元urltop:
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写真:
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十勝管内のサクラの名所の一つ、新得山(神社山)で今年、桜まつりが三年ぶりに復活する。地元有志が実行委を結成、手づくりのイベントを目指す。名付けて「カムバックしんとく ふる郷(さと) 夢 桜まつり
」は五月十三日午前十時から。
新得山は二千本以上のエゾヤマザクラが咲く。新得神社付近には大正から昭和期にかけ、地元在住の伊藤伝五郎さんが火事で失った家族の供養に植えた「悲願桜」など年数を経た木があり、満開になると独特の風情
がある。
二○○四年まで町観光協会などの実行委による桜まつりが開かれていたが、ここ二年間は休止状態に。地元で音楽活動をする新得郵便局長の杉本寛さん(58)ら、往時のにぎわいを知る人たちが復活を目指した。有
志の盛り上がりに、町の「夢基金」から十六万円の助成が決まった。
当日はバンド演奏をはじめ地元団体による新得音頭、バトントワリングも。屋台のほか、焼き肉用コンロや炭を無料で貸す。杉本さんは「転勤で一時離れて、あらためて新得のサクラの素晴らしさが分かった。手づくりで
息長く祭りを続けたい」と話す。
また、桜まつりに合わせ、新得山にサクラを増やそうというボランティア団体「花咲か爺(じい)さんの会」(加藤博会長)がサクラの植樹を計画。来年度から植える記念樹の希望者も募る
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