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ID 2661
登録日 2007年 2月 5日
タイトル
彩花盆栽の魅力を開拓 想像する見立ての文化
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20070205/lcl_____stm_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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《さいたま市北区盆栽町の盆栽園「清香(せいこう)園」の盆栽家山田香織さんは、木に草花を組み合わせる彩花盆栽で注目されている》  従来の盆栽は何十年もかけて、一本の木を育て自然を表現する、抽象的で時間のかかるものだった。彩花盆栽は木に草花を寄せ植えすることで、具体的な風景を作るので手軽。私はオリジナルの器を使い、おしゃれ 感も提案しています。
 《彩花盆栽を提唱したのは、山田さんの父親である四代目店主登美男さん(68)。山田さんは、一九九九年秋の大学四年生ごろから本格的に父親の手伝いを始め、盆栽教室も開くようになった》  思春期のころは、家業は古くさくてダサいものと思っていた。それに、家業という無言のプレッシャーも感じていました。
 大学生になってから、マーケティングなどを習い、客観的に盆栽を見たとき、一部の人の趣味であることがもったいないと感じた。女性の習い事リストにはまず入らないけれども、それを変えたかった。
 以前は盆栽教室の参加者は男性中心でしたが、今では彩花盆栽教室の受講者は九割が女性で、小学生も参加しています。
 《盆栽を見ることで人は和むだけでなく、自然を畏怖(いふ)したり、尊敬する気持ちを知ることができる》  生きている季節感の中に、生老病死や世の中の動きがある。例えば、木が成長したり、病気になったり、花が咲いたり枯れたり。今の社会で多くの人は自然と切り離されて生きている。だからこそ、季節や生老病死を感じ ることが必要です。
 盆栽は絵と同じように観賞してください。想像力を使って、この木のこういう様子は、こういうものを表しているというように。日本の見立ての文化とは、目に見えないものを見ることです。
 《二〇〇九年度に盆栽関連施設が、さいたま市に開業する。これに併せて、市が高木盆栽美術館から盆栽を購入する案も出ている》  関連施設は、駐車場などの整備や、盆栽村の目印になるという意味ではいいと思う。高木さんのコレクションは国内では一級品。無駄を省いて資金を捻出(ねんしゅつ)することもできるのではないでしょうか。文化を 守り継承する、という理解をいただけるのであれば、購入してもらいたい。
 《山田さんは、器の中の空間だけにとどまらず、盆栽のある空間全体まで考えた、盆栽作りを目指す》  岩槻人形と盆栽を組み合わせた展示会のように、日本の和の伝統工芸と盆栽を組み合わせてコラボレーションをしたい。そして、新しい空間のあり方を提案し、海外の人にもアピールしたい。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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