ID 184
登録日 2006年 1月29日
タイトル
折り鶴に願い…平和祈る集会
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20060128/lcl_____ibg_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
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長崎で被爆した柿の木の“二世”を育てている高萩市立高萩小学校で、平和を祈る集会が開かれ、全校児童が折り鶴に願いを書き込んだ。
柿の木は爆心地近くの民家にあり、黒こげになりながら、かろうじて生き延びた。地元の樹木医がわずかな実から種を取り出すことなどに成功。“二世”を「平和のシンボル」として育て、全国の学校などに苗木を贈ってい
る。
一九九六年三月に苗木二本を植樹した同校は毎年初め、子どもたちに命の大切さを学んでもらおうと、「平和の日記念集会」を実施している。この日、約四百七十人の児童はメッセージ入りの折り鶴で千羽鶴をつくり、体
育館の天井につるした。
日ごろ“二世”の世話をしている「カキの木委員会」の高橋真名人君(12)は「戦争は二度と起きてほしくないので、ぼくたちは平和を呼びかけていきたい」と話した。
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