バイオ燃料生産へ 吉田恩組
間伐材搬出を開
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/04/03/13.html
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元urltop:
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県と富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合(吉田恩組)、解体業・廃棄物処理業の鈴健興業(鈴木康修社長)はこのほど、間伐材を使ったバイオマス燃料を生産するため、富士吉田市上吉田の県有林で木材の搬出作業を始めた。 県が林業や木材産業の支援、再生などを目的に資金援助する「森林整備加速化・林業再生事業」の一環。同社は吉田恩組が管理する県有林約4・5ヘクタール内の間伐材を搬出し、笛吹市内の工場でチップ状に加工。バイオマス燃料として紙パルプメーカーなどに販売する。 一般的に間伐は現場に放置する「切り捨て」の方法が多いが、エネルギー資源として有効活用し、二酸化炭素(CO2)の削減などを目指す。 同事業は県が国の補助金を使って基金を創設。林業関係者らによる協議会を立ち上げ、木質バイオマスの普及や森林整備、県産材の利用促進などに取り組んでいる。