ID : 15165
公開日 : 2010年 2月27日
タイトル
国内トップの省エネ構造学ぶ 山形でエコハウス見学会
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/news/201002/27/kj_2010022700568.php
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元urltop:
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写真:
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県が環境省の補助を受け、東北芸術工科大などと連携して建築している「山形エコハウス」の施工見学会が27日、山形市の現地で開かれた。
山形エコハウスは、地場産木材の使用、国内トップレベルの高断熱高気密の実現、太陽光発電や木質ペレットの活用を通し、二酸化炭素(CO2)排出量を最小限に抑えたモデルハウス。現在、山形市上桜田3丁目の同大敷地で建設が進んでおり、本年度中に完成する見込みだ。
見学会は内部構造を公開することで、エコハウスの知識や技術を広めていこうと実施し、一般、行政、建築関係者など約200人が参加。アドバイザーとしてかかわっている同大の三浦秀一准教授が講師を務め、断熱構造については「次世代省エネ住宅に比べ、壁には3倍、屋根には2倍の断熱材が入っている」などと説明した。見学者は「夏場はエアコンが必要にならないか」などと質問を投げ掛けた。
見学者の一人は「エコ住宅としてレベルが格段にすぐれている。冬場のエネルギー使用量が多い北国で普及するといい」と話した。