ID : 1693
公開日 : 2006年 9月23日
タイトル
休憩所 ぜひ活用を 多賀・高取山ふれあい公園に製作
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20060923/lcl_____sga_____003.shtml
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元urltop:
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写真:
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県立大(彦根市八坂町)の学生約50人が、多賀町藤瀬の高取山ふれあい公園に木製の休憩所を完成させた。設計などを学ぶ学生らが、夏休みに建築を実践形式で体験するサマースクール「多賀木匠塾」の活動で、地元の建築家らの協力を得て製作した。 同塾は3年前からスタート。環境科学部環境・建築デザイン専攻、人間文化学部生活デザイン専攻の1-3年生が中心に参加している。夏休みには毎年、10日間ほど泊まり込みで作業し、遊具などを作ってきた。
ことしの“作品”は、床面積約30平方メートル、高さ約3メートルの休憩所。壁は面格子、屋根は片流れの構造で、材料にはスギやヒノキなど地元の間伐材を使った。ベンチとデッキのスペースを設け、山道の散歩の合間に一休みできる空間に仕上げた。今月2日から作業を始め、1日8時間、学生らはヘルメット姿で作業に汗を流した。
多賀木匠塾代表の柴田一平さん(22)は「建築物は使ってもらえた時に初めて完成します。ぜひ活用してください」と話していた。