ID : 1697
公開日 : 2006年 9月23日
タイトル
森林・林業教室で木の大切さを学ぶ
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=112028
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元urltop:
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写真:
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県林業研究グループ西牟婁支部連絡協議会主催の「森林・林業教室」が21日、田辺市南新万の田辺東部小学校から始まった。本年度は西牟婁振興局管内の小中学校23校、約700人を対象に来年2月下旬まで開く。 森林の大切さと地域産業の一つである林業について理解を深めてもらおうと、1993年から開いている。 田辺東部小学校では、総合的な学習の授業で環境をテーマに勉強している4年生81人が参加した。同協議会副会長で女性部会会長の藤本花子さん(72)が、日本の面積の67%、県面積の77%が森林であることを示し、森林の働きや大切さを説明した。
「木は二酸化炭素を幹にためる」「年輪は1年ずつ増える」と、持参した木などを使い、クイズ形式で教えた。また、山は「土砂崩れを防ぐ」「動物のすみかになる」「水を蓄える」など21種類も役割があるということも話した。
山本駿一君(9)は「いろいろな木を見ることができて楽しかった。年輪の数で何歳か分かることに驚いた」。岡山雅行校長(54)は「本やインターネットで学ぶだけでなく、専門家に来てもらい話を聞くのは効果的」と話した。