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ID : 14947
公開日 : 2010年 2月 9日
タイトル
温室ガス、道が4・8%削減目標 2020年度までに 森林吸収分など除外
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/214591.html
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元urltop:
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写真:
 
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道は8日の環境審議会企画部会で、道内で排出される二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスに関し、国の施策などを含めない道独自の削減分として、2020年度までに1990年度比で4・8%削減するとの目標を決めた。本年度中に策定する「道地球温暖化対策推進計画(仮称)」に盛り込むが、今後、国が打ち出す温暖化対策や森林吸収による削減分が明らかになった段階で、最終的な数値を確定する。
 道が00年に策定した温暖化防止計画では、森林吸収分なども含めて10年度までに90年度比9・2%削減するとしている。鳩山政権は「国として90年比25%削減」を打ち出したが、具体的な施策は不透明だ。このため道は、今後大きく変動する可能性がある森林吸収分などを除外して、道分の削減目標を示した。道は今回の数字について「前回の数値(9・2%削減)や、国の25%削減目標とは単純に比較できない」としている。
 今回の目標策定にあたって道は、20年度の道内の温室効果ガスの総排出量を90年度比約7%増の6800万トンと予測。削減に取り組む主体を《1》道民《2》事業者《3》運輸関係などと定め、道民は省エネ家電の使用などで147万トン削減、事業者は自然エネルギーや森林バイオマスの導入などで411万トン削減などとし、合計で738万トン削減するとしている。
 00年計画の「9・2%削減」は当時、全国最高水準だったが、06年度時点で1・7%削減にとどまっている。