ID : 14946
公開日 : 2010年 2月 9日
タイトル
みなべ・清水の両森林組合が県に業務改善計画を提出 和歌山
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/100209/wky1002090244000-n1.htm
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写真:
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和歌山県有田川町の清水森林組合とみなべ町のみなべ川森林組合で不適正な会計処理がおこなわれていた問題で、両組合は8日、県に業務改善計画を提出した。 清水森林組合は間伐など組合の事業活動で得た利益を少なくみせかけ平成3年から19年間で3792万円を架空口座で管理。みなべ川森林組合は同様に得た270万円を金庫で簿外管理していた。 清水森林組合の改善計画では、年2回の職員研修会実施のほか常勤理事の設置、全理事が担当部門を持ち半年ごとに意見交換会を行うとしている。またみなべ川森林組合では、監査強化のため税理士などの専門家1人を経理の員外監事として加えるとしている。 県農林水産部は清水森林組合に対し「長年違反が続いていた。改善は大変だが、やり遂げてもらいたい」としている。 県では日高川町の中津村森林組合による裏金問題発覚を受け、県内の森林組合を緊急調査。両組合の不適正処理を発見し、業務改善命令を出していた。