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ID : 14877
公開日 : 2010年 2月 1日
タイトル
公共施設でグリーン電力 村山市とバイオマス発電会社が購入契約
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/news/201002/01/kj_2010020100016.php
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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 村山市富並の発電所で木質チップをガス化して発電している「やまがたグリーンパワー」(鈴木誠社長)の電力を同市が購入し、公共施設11カ所で利用する契約の締結式が1日、市役所で行われた。
 市によると、河川支障木や果樹剪定(せんてい)枝などを生かしたグリーン電力を市町村が購入し、公共施設で使う取り組みは全国初。締結式には、市議や市環境懇談会委員、市の幹部職員ら約50人が出席し、佐藤清市長と鈴木社長が契約書にサインした後、握手を交わした。
 「電力の地産地消が実現した。これを契機に環境都市村山を全国に発信していきたい」と佐藤市長。鈴木社長は「間伐材など自然の木を使うバイオマス発電は森林の活性化につながる。村山モデルを他地域にも広げていきたい」と語った。
 同社の電力を利用する施設は市役所、市民会館、市民体育館、クアハウス碁点、葉山中と小学校6校の計11カ所。合計の使用電力量は月平均約22万5千キロワットアワー。グリーン電力への移行により環境負荷が軽減されるほか、従来より基本料金が2%安くなり、年50万~60万円の出費減が見込まれるという。
 市が昨年、県内市町村に先駆けて導入した電気自動車もこの電力で走らせる。さらに5月にオープンする市総合文化複合施設「甑葉(しょうよう)プラザ」でもグリーン電力を使用する方向だ。