ID : 14878
公開日 : 2010年 2月 3日
タイトル
汚泥焼却 ペレットが効果
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002030027.html
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元urltop:
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写真:
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砕いた間伐材などを圧縮した固形燃料(ペレット)を汚泥焼却処理の助燃剤に使う実験が2日、庄原市掛田町のし尿処理施設「市備北衛生センター」であった。助燃剤にしている重油の使用量を今より9割減らせる可能性があり、地球温暖化防止などへの効果が期待されている。
県立広島大生命環境学部の三好康彦教授(64)が実験した。市の県立広島大研究開発助成事業補助金200万円を使い、昨年12月、汚泥焼却炉にペレットを投入する装置を設置した。
焼却炉は一定の温度を保つため、重油を自動的に加える仕組み。実験では、10分おきにペレットを20キロずつ炉に投入し、自動供給される重油の量を抑えた。この日はペレット計820キロを使い、重油使用量は約3分の1の約90リットルで済んだ。今後、ペレットの量を増やしながら3月まで実験を続ける。