ID : 14876
公開日 : 2010年 2月 1日
タイトル
YGP、木質バイオマスガスで発電 村山市に供給
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100201cfb0106v01.html
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元urltop:
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写真:
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木質バイオマス発電を手掛けるやまがたグリーンパワー(YGP、山形県村山市、鈴木誠社長)は1日、村山市と電力需給契約を締結し、電力供給を開始した。地元で発生する間伐材や果樹剪定(せんてい)枝などをガス化して発電、市役所など同市の11公共施設で使う。木質バイオマスのガス化発電が本格商業運転するのは全国初という。
村山市は市庁舎のほか、市民会館、市民体育館、小中学校7校などで使う電力を東北電力からYGPに全量切り替える。バイオマス発電は二酸化炭素(CO2)排出量がゼロとみなせるため年間で約1280トンのCO2削減効果があるという。基本料金部分は東北電力より単価が2%安く、コストも年間50万~60万円低減できる。
YGPは日本バイオマス開発(東京・港)の全額出資子会社。発電出力は2000キロワットで、総事業費は約15億円。2006年末から試運転を始め、一部売電していたが、本格供給するのは村山市が第1号。