ID : 14469
公開日 : 2009年 12月21日
タイトル
宮崎県の木材 教育用遊具に 消費拡大目指して 加須小学校に寄贈
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091221/CK2009122102000079.html
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元urltop:
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写真:
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加須市の市立加須小学校が、地域のスギ材のPRを行う宮崎県から、同県産木材で作った遊具を寄贈された。同校は、森林が二酸化炭素を吸収する機能を持つなど、児童への環境教育に役立てたい考えだ。 同県は、十八年連続でスギの出荷量が日本一だが、知名度の低さや出荷量の不安定さから利用が伸び悩む。切り倒した木の二~三割しか利用されない現状があり、消費拡大を目指し、四年前からデザインコンクールを実施し、今年から首都圏でのPRをしている。 寄贈は、文部科学省で研修中の同小の教員が、宮崎県出身の上司と知り合ったのがきっかけ。「首都圏の教育施設に作品を贈り、すそ野を広げたい」と申し出を受けた。寄贈式では、昨年度のコンクールのグランプリ作品「ココでなにする?」と題された縦三メートル、横四メートルのトンネル状の作品などが贈られた。 福田孝夫校長は「木や地域について、いろいろと勉強してほしい」と呼び掛け。式の後、児童が早速、中をくぐったりして遊んでいた。