ID : 14434
公開日 : 2009年 12月17日
タイトル
岡山県が新森林ビジョン案 施策ごとに数値目標
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新聞名
山陽新聞
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元URL.
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009121622573216/
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元urltop:
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写真:
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県は、2010年から10年間の森林整備や林業振興の基本方針を示した「21おかやま森林・林業ビジョン」案をまとめた。地球温暖化対策の観点から木質バイオマス燃料の利用促進といった対策を加えるとともに、新たに施策ごとの数値目標を導入した。
現行ビジョン(2000年~10年度)の改訂版。県内の現状について、森林面積(約48万4000ヘクタール)の約4割をスギ、ヒノキなど人工林が占める全国有数の国産材加工県ながら、木材価格低迷で林業者の減少や高齢化に歯止めがかからないことを指摘。荒れた人工林に手を入れて樹勢を強めることが、森林の二酸化炭素(CO2)吸収効果を高める上でも必要としている。
数値目標は15項目。担い手育成では、新規就労者の研修支援や森林組合の経営基盤強化を進め、20年までに林業者を946人(05年)から1000人に増やす。専門知識や技術のある人を県が認定する「林業作業士」も234人(08年)から350人を目指す。