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ID : 14429
公開日 : 2009年 12月17日
タイトル
貢献人たち:CSRの現場から 梱包材メーカー「トライウォール」 
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20091216ddlk13040209000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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貢献人(こうけんびと)たち>
 ◇紙や間伐材製のひつぎ販売 「国内林業の活性化を」 この世を旅立つ時に使われるひつぎで、環境に配慮した商品が注目を集めている。梱包(こんぽう)材メーカー「トライウォール」(千代田区)が販売する紙製ひつぎ「エコフィン・ノア」は、見た目は従来のひつぎと同じだが、たたくと軽い音がする。3層からなる段ボールで作られている。
 国内のひつぎの大半は、熱帯雨林から伐採された木材を使った合板で作られている。「二酸化炭素(CO2)を吸収している熱帯雨林が失われ、地球温暖化につながっている」と話すのは、担当の増田進弘さん(56)。紙製ひつぎの原料には、違法伐採などを認めない環境基準を満たした紙を使用。1トンの木材からできるひつぎは紙製では合板の1・5倍の54本製造でき、燃焼時間も合板の2分の1と、木材と燃料が削減できる。また温暖化防止の観点からモンゴルにアカマツ10本を植える寄付も付けた。
 紙製ひつぎの構想は15年ほど前から、同社の鈴木雄二社長(66)が持っていた。ほとんどが外国産の木材から作られる割りばしが環境問題として取りざたされた時期と重なる。「外国の木を使うひつぎも、環境に配慮したひつぎが必要とされる時代が来る」
 しかし、当時は関心は低く、商品化したのは06年のこと。「エコなひつぎ」というユニークなコンセプトと環境意識の高まりから、売れ行きは好調で、今年は3000本の販売を見込む。同社には「環境問題に関心があった父にぴったり」「主人が最後の社会貢献をさせていただいた」という声が寄せられている。
 さらに同社は、国内の間伐材だけで作ったひつぎを今年11月に発売した。このひつぎは音楽家の坂本龍一さんが代表を務める団体「モア・トゥリーズ」が森づくりを手掛ける高知県の四万十川流域から出るヒノキの間伐材が使われている。売り上げの一部はモア・トゥリーズに寄付されるほか、モア・トゥリーズが発行するカーボンオフセット証書で火葬で出るCO2約200キロを相殺する。「都市の人が間伐材のひつぎを使うことで、日本の林業の活性化につなげたい。海外でもエコなひつぎを売り出したい」。増田さんの夢はふくらむ。
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