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ID : 14427
公開日 : 2009年 12月10日
タイトル
温暖化ブーメラン
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新聞名
中央日報
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元URL.
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=123853&servcode=100§code=120
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元urltop:
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写真:
 
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1970年代から全世界の海中に疾病が広がり始めた。地上の熱帯雨林に匹敵するほど多様な生物が生息するサンゴ礁が、砂漠のように変わった。サンゴ虫が共生した藻類を吐いてしまい、美しい色を失う白化現象だった。すでに全世界のサンゴ礁の30%を死ぬようにした白化現象はオーストラリアのグレートバリアリーフでも深刻に広がっている。
これまで専門家たちも白化現象の正確な原因を分かっていなかった。陸地から下りた汚染物質やアフリカのサハラ砂漠で舞いあがったほこりの中のかびが原因だという主張もあった。
しかし大部分の専門家たちは地球温暖化で海水温度が上がったのが、最大の原因であるものと推定してきた。ここに人類が噴き出した二酸化炭素(CO2)が海水に溶けて混ざり、酸性度を高めたこともその原因となっているというのだ。
これによって2007年国連政府間気候変化委員会(IPCC)は、地球の平均気温が1度上昇しただけでも全世界のサンゴの80%以上が白く変わると見通した。また海水の酸性化が今のように続けば、2050年にはサンゴが10%も残らないという予測もある。
最近、米国サウスカロライナ州ホーリングス海洋研究所の科学者たちは疑問に包まれた白化現象の原因を突き止めた。「ビブリオ・コラリリティクス」という2つの顔を持った細菌が原因だという説明だ。この細菌は低温では何の害も及ぼさないが、水温が24度を超えると毒性化学物質を排出してサンゴにストレスを与えるというのだ。温暖化は生態系だけではなくブーメランになって人間の生活まで崩している。南太平洋パプアニューギニアの小さなサンゴ島カーテレットの1700人の住民には海水面の上昇が目の前の恐怖として近付いている。
海水面より平均1.5メートルしか高くないこの島は1960年代から寝食が続き、5~6年後には面積0.6平方メートルである島全体が海中に沈むものと懸念されている。すでに海辺のヤシの木も根こそぎ倒れ始め、てのひらほどの島の農耕地には塩辛い海水が広がって農作物まで枯れてしまった。パプアニューギニア政府も住民をできるだけ早く移住させる計画だ。
温室ガス削減案を論議する気候変化会議が7日、デンマークのコペンハーゲンで始まった。今回の会議をめぐり、地球と人類を救う最後のチャンスだという。それだけサンゴ礁やカーテレット島住民のように地球と人類の未来も危機に近付いていることをみんな感じるからだろう。
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